全国47都道府県のお餅の消費量ランキングです。
日本人はお祝い事でお餅を食べる習慣があり、人生の門出やお正月などにはお餅を食べます。それらの席でしか食べないという人もいますが、お餅が好きで日常から食べる人も少なくない食べ物です。
ただし、食品による窒息はお餅が原因のものも多く、注意が必要。高齢者のお餅による窒息は1月に4割以上起きてしまっており、嚥下力の弱っている人は小さくしてから食べるようにしたほうがいいでしょう。高齢者でなくても嚥下力が弱い人は窒息の危険があります。
また、お餅の消費量のデータは総務省統計局の「家計調査」を使用。令和2年(西暦2020年)のお餅の消費量のデータを利用しています。各都道府県のそれぞれの都市に住む100世帯前後を調査しており、世帯人数の平均は2.27人。1人ではなく、1家族の年間消費量の目安です。
それでは、都道府県別のお餅の消費量ランキングを見ていきましょう。
都道府県別のお餅の消費量ランキング
順位 | 都道府県(調査都市) | 金額(円) |
---|---|---|
01位 | 富山県(富山市) | 2740 |
02位 | 京都府(京都市) | 2322 |
03位 | 茨城県(水戸市) | 2182 |
04位 | 福井県(福井市) | 2130 |
05位 | 石川県(金沢市) | 2052 |
06位 | 岐阜県(岐阜市) | 1997 |
07位 | 三重県(津市) | 1975 |
08位 | 岡山県(岡山市) | 1923 |
09位 | 栃木県(宇都宮市) | 1907 |
10位 | 山形県(山形市) | 1739 |
11位 | 福島県(福島市) | 1669 |
12位 | 長野県(長野市) | 1657 |
13位 | 愛知県(名古屋市) | 1624 |
14位 | 奈良県(奈良市) | 1557 |
15位 | 北海道(札幌市) | 1550 |
16位 | 千葉県(千葉市) | 1537 |
17位 | 埼玉県(さいたま市) | 1500 |
18位 | 東京都(東京都区部) | 1489 |
19位 | 神奈川県(横浜市) | 1484 |
20位 | 鹿児島県(鹿児島市) | 1477 |
21位 | 広島県(広島市) | 1431 |
22位 | 島根県(松江市) | 1395 |
23位 | 愛媛県(松山市) | 1386 |
24位 | 兵庫県(神戸市) | 1385 |
25位 | 大阪府(大阪市) | 1377 |
26位 | 秋田県(秋田市) | 1361 |
26位 | 香川県(高松市) | 1361 |
28位 | 群馬県(前橋市) | 1356 |
29位 | 新潟県(新潟市) | 1351 |
30位 | 滋賀県(大津市) | 1339 |
31位 | 長崎県(長崎市) | 1245 |
32位 | 大分県(大分市) | 1245 |
33位 | 高知県(高知市) | 1218 |
34位 | 青森県(青森市) | 1193 |
35位 | 山口県(山口市) | 1175 |
36位 | 静岡県(静岡市) | 1129 |
37位 | 福岡県(福岡市) | 1094 |
38位 | 和歌山県(和歌山市) | 1090 |
39位 | 沖縄県(那覇市) | 1081 |
40位 | 宮城県(仙台市) | 1026 |
41位 | 徳島県(徳島市) | 948 |
42位 | 宮崎県(宮崎市) | 947 |
43位 | 岩手県(盛岡市) | 946 |
44位 | 鳥取県(鳥取市) | 945 |
45位 | 佐賀県(佐賀市) | 902 |
46位 | 山梨県(甲府市) | 833 |
47位 | 熊本県(熊本市) | 605 |
全国平均 | 1444 |
出典:総務省統計局「家計調査」
※「家計調査」は各都道府県の主に県庁所在地を調査したデータですが、このサイトではそれぞれの都道府県のデータとして扱っています
マップグラフで見るお餅の消費量
お餅は日本の文化に結びついていることもあって全国的に消費されている食品。1位は富山県、2位は京都府、3位は茨城県です。
どの地方が特に消費しているとは言い難いですが、強いて言うならば中部や近畿の消費量が多いと言えます。反対に、比較的少なくなっているのが九州地方。
ちなみに、もち米の生産量1位は秋田県ですが、お餅の消費量は26位で中間よりちょっと下の順位になっています。