全国47都道府県の年間雪日数のランキングです。
雪日数は強度に関係なく、雪、しゅう雪、みぞれ、霧雪、細氷のうち、一つ以上の大気現象を観測した日のこと。あられや雹は含まないので注意。
また、同じ都道府県内でも気象台によって日数の上下があります。気象台に関しては基本的に県庁所在地のもののデータを使用し、東京都は千代田区、埼玉県は熊谷市、滋賀県は彦根市と例外です。
そして、データに関しては、政府統計の「統計でみる都道府県のすがた2020」を使用。大本のデータは2018年の気象庁のもののため、引用リンクに関しては気象庁のページを貼っています。データも2020とはついていますが、2018年のものなので注意してください。
それでは、都道府県別の年間雪日数のランキングを見ていきましょう。
都道府県別の年間雪日数ランキング
順位 | 都道府県(気象官署) | 年間雪日数(日) |
---|---|---|
01位 | 北海道(札幌) | 131 |
02位 | 青森県(青森) | 117 |
03位 | 岩手県(盛岡) | 106 |
04位 | 秋田県(秋田) | 101 |
05位 | 山形県(山形) | 89 |
06位 | 新潟県(新潟) | 79 |
07位 | 福島県(福島) | 73 |
07位 | 長野県(長野) | 73 |
09位 | 富山県(富山) | 64 |
10位 | 宮城県(仙台) | 63 |
11位 | 福井県(福井) | 60 |
12位 | 石川県(金沢) | 59 |
13位 | 鳥取県(鳥取) | 48 |
14位 | 山口県(山口) | 47 |
15位 | 島根県(松江) | 43 |
16位 | 滋賀県(彦根) | 33 |
17位 | 広島県(広島) | 32 |
18位 | 岐阜県(岐阜) | 28 |
18位 | 福岡県(福岡) | 28 |
20位 | 京都府(京都) | 24 |
21位 | 香川県(高松) | 22 |
21位 | 愛媛県(松山) | 22 |
23位 | 長崎県(長崎) | 21 |
24位 | 三重県(津) | 20 |
24位 | 佐賀県(佐賀) | 20 |
26位 | 兵庫県(神戸) | 19 |
26位 | 和歌山県(和歌山) | 19 |
26位 | 熊本県(熊本) | 19 |
29位 | 栃木県(宇都宮) | 17 |
29位 | 千葉県(千葉) | 17 |
29位 | 愛知県(名古屋) | 17 |
29位 | 奈良県(奈良) | 17 |
33位 | 群馬県(前橋) | 16 |
33位 | 岡山県(岡山) | 16 |
35位 | 大分県(大分) | 14 |
36位 | 大阪府(大阪) | 12 |
36位 | 徳島県(徳島) | 12 |
38位 | 東京都(東京) | 11 |
39位 | 茨城県(水戸) | 10 |
40位 | 鹿児島県(鹿児島) | 9 |
41位 | 神奈川県(横浜) | 6 |
41位 | 山梨県(甲府) | 6 |
43位 | 埼玉県(熊谷) | 4 |
44位 | 高知県(高知) | 3 |
45位 | 静岡県(静岡) | 2 |
45位 | 宮崎県(宮崎) | 2 |
47位 | 沖縄県(那覇) | 0 |
出典:気象庁
マップグラフで見る年間雪日数
北海道から東北地方、北陸地方の偏差値が高く、関東以西の太平洋側の偏差値が低いという想像した人も多いであろう結果。
雪の多い地域にお住まいの方は体感的にもっと降っているイメージがある人もいれば、もっと少ないイメージをもっているという人もいるでしょう。雪日数は県平均にしてしまうと極端に少ない地域や多い地域に数字が引っ張られてしまうため、ランキング化するのは難しいかもしれません。
例えば、2018年の年間雪日数の全国平均は35日。北海道や東北、北陸に住んでいる方なら少なすぎると感じますが、関東や東海、近畿、四国、九州に住んでいる方なら多すぎると感じるでしょうし、中国地方の日本海側に住んでいる方は自分の感覚と近いと感じるでしょう。
間違っていないのは、日本海側が雪が降りやすく、太平洋側が雪が降りにくいということや北に行くほど降りやすいということ。
また、沖縄県の雪日数は2018年は0ですが、1977年と2016年には1日ずつ雪が観測されたことがあります。