全国47都道府県の年間雷日数のランキングです。
雷日数は雷電または雷鳴(強度1以上)のいずれかを観測した日数のこと。
また、観測地点はほとんどの都道府県では県庁所在地ですが、千葉県は銚子市、埼玉県は熊谷市、滋賀県は彦根市、山口県は下関市と例外です。
そして、データに関しては、気象庁が公開している1981年から2010年の30年間の年間平均雷日数を使用。
それでは、都道府県別の年間雷日数ランキングを見ていきましょう。
都道府県別の年間雷日数ランキング
順位 | 都道府県(観測地点) | 年平均の雷日数(日) |
---|---|---|
01位 | 石川県(金沢) | 42.4 |
02位 | 福井県(福井) | 35 |
03位 | 新潟県(新潟) | 34.8 |
04位 | 富山県(富山) | 32.2 |
05位 | 秋田県(秋田) | 31.4 |
06位 | 熊本県(熊本) | 26.6 |
07位 | 鳥取県(鳥取) | 26.4 |
08位 | 島根県(松江) | 25.4 |
09位 | 鹿児島県(鹿児島) | 25.1 |
10位 | 栃木県(宇都宮) | 24.8 |
11位 | 福岡県(福岡) | 24.7 |
12位 | 宮崎県(宮崎) | 24.1 |
13位 | 佐賀県(佐賀) | 22.6 |
14位 | 奈良県(奈良) | 22.2 |
15位 | 沖縄県(那覇) | 21.6 |
16位 | 長崎県(長崎) | 21.1 |
17位 | 群馬県(前橋) | 20.4 |
18位 | 京都府(京都) | 20.3 |
19位 | 大分県(大分) | 20 |
20位 | 岐阜県(岐阜) | 19.9 |
21位 | 埼玉県(熊谷) | 19.7 |
22位 | 山口県(下関) | 18.7 |
23位 | 長野県(長野) | 18.6 |
24位 | 滋賀県(彦根) | 18.1 |
25位 | 静岡県(静岡) | 17 |
26位 | 茨城県(水戸) | 16.7 |
27位 | 愛知県(名古屋) | 16.6 |
28位 | 大阪府(大阪) | 16.2 |
29位 | 青森県(青森 | 15.5 |
30位 | 山梨県(甲府) | 15.4 |
31位 | 高知県(高知) | 15.2 |
32位 | 広島県(広島) | 14.9 |
33位 | 山形県(山形) | 14.7 |
34位 | 徳島県(徳島) | 14.6 |
35位 | 千葉県(銚子) | 13.8 |
36位 | 岩手県(盛岡) | 13.7 |
37位 | 三重県(津) | 13.6 |
38位 | 兵庫県(神戸) | 13.5 |
39位 | 福島県(福島) | 13.3 |
40位 | 愛媛県(松山) | 13.2 |
41位 | 東京都(東京) | 12.9 |
42位 | 神奈川県(横浜) | 12.6 |
43位 | 香川県(高松) | 12.3 |
44位 | 岡山県(岡山) | 11.9 |
45位 | 和歌山県(和歌山) | 11.8 |
46位 | 宮城県(仙台) | 9.3 |
47位 | 北海道(札幌) | 8.8 |
出典:気象庁
マップグラフで見る年間雷日数
夏場に雷の多い北関東で、特に雷が多いと言われるのは栃木県。
その栃木県も30年間の年間平均雷日数を見てみると10位です。
そして、年間の日数で見ると多いのは北陸地方や東北地方の日本海側。
これは冬季雷が関係し、日本海側では冬に雷が起きやすいです。
さらに、冬季雷の日数は年々増加傾向にあり、石川県の金沢を例にすると、1960年代までは約30日程度でしたが、2010年代となるとその約2倍の56日ほどにまで増えています。
また、冬の雷は低位置で発生するためエネルギーが強いのも特徴。