全国47都道府県の年間降水量のランキングです。
降水量は雨と雪での区別はなく、雹や霰も含みます。雨だけの量を表す言葉は降雨量。
降水量はmm(ミリメートル)で表し、天気予報でも何ミリと表現されています。このミリメートルは雨量計の容器にたまった水の深さを単位で表したものです。
また、世界的にも日本は降水量が多い部類の国。世界平均の約2倍程度の降水量があり、雨季のあるタイよりも降水量は上です。
そして、今回の年間降水量のデータは総務省の統計局のものを使用。データは気象庁からのものを引用したもので、計測年数は2018年となっています。引用リンクに関しては、大本である気象庁にリンクを貼っています。
それでは、都道府県別の年間降水量のランキングを見ていきましょう。
都道府県別の年間降水量ランキング
順位 | 都道府県(気象官署) | 年間降水量(mm) |
---|---|---|
01位 | 宮崎県(宮崎) | 3167.5 |
02位 | 高知県(高知) | 3092.5 |
03位 | 石川県(金沢) | 2765.5 |
04位 | 富山県(富山) | 2751 |
05位 | 福井県(福井) | 2632 |
06位 | 沖縄県(那覇) | 2469.5 |
07位 | 静岡県(静岡) | 2442 |
08位 | 鹿児島県(鹿児島) | 2397 |
09位 | 鳥取県(鳥取) | 2183.5 |
10位 | 岐阜県(岐阜) | 2087 |
11位 | 兵庫県(神戸) | 2037.5 |
12位 | 秋田県(秋田) | 2016.5 |
13位 | 島根県(松江) | 1976.5 |
14位 | 和歌山県(和歌山) | 1950.5 |
14位 | 熊本県(熊本) | 1950.5 |
16位 | 山口県(山口) | 1939.5 |
17位 | 広島県(広島) | 1878.5 |
18位 | 佐賀県(佐賀) | 1877 |
19位 | 滋賀県(彦根) | 1863 |
20位 | 長崎県(長崎) | 1821 |
21位 | 愛媛県(松山) | 1796.5 |
22位 | 新潟県(新潟) | 1795.5 |
23位 | 京都府(京都) | 1770 |
24位 | 徳島県(徳島) | 1760 |
25位 | 三重県(津) | 1720 |
26位 | 愛知県(名古屋) | 1695.5 |
27位 | 大分県(大分) | 1663 |
28位 | 大阪府(大阪) | 1651.5 |
29位 | 奈良県(奈良) | 1646.5 |
30位 | 福岡県(福岡) | 1617 |
31位 | 香川県(高松) | 1575 |
32位 | 神奈川県(横浜) | 1573.5 |
33位 | 青森県(青森) | 1553 |
34位 | 東京都(東京) | 1445.5 |
35位 | 岡山県(岡山) | 1410 |
36位 | 岩手県(盛岡) | 1322 |
37位 | 茨城県(水戸) | 1282.5 |
38位 | 北海道(札幌) | 1282 |
39位 | 千葉県(千葉) | 1261 |
40位 | 栃木県(宇都宮) | 1257 |
41位 | 山梨県(甲府) | 1153.5 |
42位 | 山形県(山形) | 1124 |
43位 | 宮城県(仙台) | 1082 |
44位 | 埼玉県(熊谷) | 1056 |
45位 | 群馬県(前橋) | 1046.5 |
46位 | 長野県(長野) | 886 |
47位 | 福島県(福島) | 828 |
出典:気象庁
マップグラフで見る年間降水量
マップグラフで見ると内陸部の降水量が少なく、日本海側だけでなく太平洋側の海沿いも降水量が多いことがわかります。
日本海側は冬の雪が降水量に影響し、太平洋側は夏の雨が降水量に影響。
また、十年単位の平均を取ったデータでも宮崎県と鹿児島県、高知県は降水量が多く、長野県は降水量が少ないです。2018年の最下位は福島県ですが、最下位の常連は長野県。
自由研究の資料として使わせていただきました。わかりやすいグラフで、素早く調べることができ、本当に感謝しています。