都道府県別の梨の生産量ランキング

全国47都道府県の梨の生産量ランキングです。

梨（日本梨や和梨ともよぶ）は病虫害に弱く、手間もかかるので栽培難易度の高い果物。暑さにも寒さにも強いため、全国（※沖縄県を除く）で生産されています。梨の品種は幸水や新高梨のような赤梨系と二十世紀梨や菊水のような青梨系があり、青梨系のほうが皮の色が薄いです。

また、梨の生産量のデータは農林水産省の「作物統計」を使用。令和2年（西暦2020年）の梨の収穫量のデータを利用しています。

それでは、都道府県別の梨の生産量ランキングを見ていきましょう。

都道府県別の梨の生産量ランキング

マップグラフで見る梨の生産量

梨は沖縄県以外の46都道府県で生産され、特に栽培が盛んなのが関東地方と九州地方。1位の千葉県がシェア10.7％、2位の長野県が8％、3位の茨城県が7.9％、4位の福島県が7.6％、5位の栃木県が6.6％です。

梨といえば鳥取県というイメージをもっている人もいるかもしれませんが、収穫量でいうと6位でシェアは6.2％。二十世紀梨の栽培が盛んでそれをアピールもしていることからついたイメージでしょう。

反対に、船橋市の非公認ご当地キャラ・ふなっしーが有名になったので梨のイメージも少し定着しました。でも、梨といえば千葉県というところまではいったとは言えないでしょう。