全国47都道府県のトマトの生産量ランキングです。
トマトは乾燥に強く、寒さには弱くて暑さもそこまで得意ではない野菜。夏野菜なので暑さに強いと思われがちですが、そこまで強くはないです。乾燥や直射日光には強いので、栽培はしやすく、家庭菜園初心者はトマトの中でも特に育てやすいミニトマトから作るといいでしょう。
トマトの品種はとても多く、世界だと1万種以上、日本だけでも300品種以上あります。ちなみに、2008年には120品種でしたが、2019年5月時点で300品種まで増えました。(※農林水産省品種登録のデータ参照)
また、トマトの生産量のデータは農林水産省の「作物統計」を使用。令和2年(西暦2020年)のトマトの収穫量のデータを利用しています。ここでいうトマトの収穫量ははミニトマトや加工用トマトも含む数値です。
それでは、都道府県別のトマトの生産量ランキングを見ていきましょう。
都道府県別のトマトの生産量ランキング
順位 | 都道府県 | 収穫量(t) |
---|---|---|
01位 | 熊本県 | 135300 |
02位 | 北海道 | 66200 |
03位 | 愛知県 | 43300 |
04位 | 茨城県 | 41700 |
05位 | 栃木県 | 31500 |
06位 | 千葉県 | 30000 |
07位 | 岐阜県 | 23600 |
08位 | 福島県 | 23200 |
09位 | 群馬県 | 20400 |
10位 | 福岡県 | 19200 |
11位 | 青森県 | 18800 |
12位 | 宮崎県 | 17300 |
13位 | 埼玉県 | 15000 |
14位 | 長野県 | 13300 |
15位 | 静岡県 | 13200 |
16位 | 長崎県 | 12300 |
17位 | 神奈川県 | 11900 |
18位 | 大分県 | 11200 |
19位 | 山形県 | 10200 |
19位 | 広島県 | 10200 |
21位 | 岩手県 | 9640 |
22位 | 三重県 | 9490 |
23位 | 宮城県 | 9480 |
24位 | 兵庫県 | 8970 |
25位 | 秋田県 | 8220 |
26位 | 新潟県 | 7800 |
27位 | 高知県 | 7050 |
28位 | 愛媛県 | 6680 |
29位 | 山梨県 | 6410 |
30位 | 岡山県 | 5750 |
31位 | 鹿児島県 | 5050 |
32位 | 徳島県 | 4820 |
33位 | 京都府 | 4600 |
34位 | 島根県 | 3870 |
35位 | 鳥取県 | 3800 |
36位 | 山口県 | 3790 |
37位 | 奈良県 | 3580 |
38位 | 和歌山県 | 3560 |
39位 | 沖縄県 | 3380 |
40位 | 石川県 | 3290 |
41位 | 滋賀県 | 3250 |
42位 | 佐賀県 | 3150 |
43位 | 香川県 | 3040 |
44位 | 福井県 | 2170 |
45位 | 富山県 | 1500 |
46位 | 東京都 | … |
47位 | 大阪府 | … |
出典:農林水産省「作物統計」
「…」は事実不詳もしくは調査を欠くもの
※ランキングを出す際はゼロとして計算しています
マップグラフで見るトマトの生産量
トマトは全国各地で生産され、収穫数がゼロなのは東京都と大阪府のみです。総生産量は700140tで、1位の熊本県が全体の19.3%、2位の北海道が9.5%、3位の愛知県が6.2%を占めます。
3位は変動することがありますが、1位の熊本県と2位の北海道はその順位を15年以上キープ。都道府県でトマトのイメージのあるところを答えた場合、熊本県を思い浮かべる人も少なくないでしょう。
また、トマトはその年によっても違いますが、9000t前後を輸入しています。輸入先は1位が韓国、2位がニュージランド、3イガアメリカ。