全国47都道府県のマグロ類の漁獲量ランキングです。
マグロ類はクロマグロとミナミマグロ、ビンナガ、メバチ、キハダマグロ、その他のマグロ類(コシナガなど)のこと。日本では古くから食用にし、縄文時代の貝塚からマグロの骨が出土していて、古事記にも「シビ」の名で登場しています。
また、マグロの漁獲量のデータは農林水産省の「海面漁業生産統計調査」を使用。令和元年(西暦2019年)のマグロ類の漁獲量のデータを利用しています。
それでは、都道府県別のマグロ類の漁獲量ランキングを見ていきましょう。
都道府県別のマグロ類の漁獲量ランキング
順位 | 都道府県 | 漁獲量(t) |
---|---|---|
01位 | 静岡県 | 26600 |
02位 | 宮城県 | 21300 |
02位 | 宮崎県 | 21300 |
04位 | 高知県 | 18200 |
05位 | 三重県 | 14300 |
06位 | 鹿児島県 | 10700 |
07位 | 沖縄県 | 10400 |
08位 | 東京都 | 9100 |
09位 | 神奈川県 | 5800 |
10位 | 岩手県 | 5600 |
11位 | 青森県 | 5200 |
12位 | 長崎県 | 4200 |
13位 | 福島県 | 3900 |
14位 | 富山県 | 3400 |
15位 | 鳥取県 | 2700 |
16位 | 新潟県 | 1900 |
17位 | 茨城県 | 1800 |
18位 | 愛媛県 | 1500 |
19位 | 大分県 | 1300 |
20位 | 和歌山県 | 1000 |
21位 | 徳島県 | 800 |
22位 | 北海道 | 300 |
22位 | 島根県 | 300 |
24位 | 石川県 | 200 |
24位 | 山口県 | 200 |
26位 | 秋田県 | 100 |
27位 | 山形県 | 0 |
27位 | 栃木県 | - |
27位 | 群馬県 | - |
27位 | 埼玉県 | - |
27位 | 千葉県 | x |
27位 | 福井県 | 0 |
27位 | 山梨県 | - |
27位 | 長野県 | - |
27位 | 岐阜県 | - |
27位 | 愛知県 | x |
27位 | 滋賀県 | - |
27位 | 京都府 | 0 |
27位 | 大阪府 | - |
27位 | 兵庫県 | 0 |
27位 | 奈良県 | - |
27位 | 岡山県 | - |
27位 | 広島県 | - |
27位 | 香川県 | x |
27位 | 福岡県 | 0 |
27位 | 佐賀県 | 0 |
27位 | 熊本県 | 0 |
「0」は単位に満たないもの(例:0.2→0)
「-」は事実のないもの
「x」は個人や法人の秘密保護のために非公表のもの
※ランキングを出す際は上記全てゼロとして計算しています
※数値は100t単位のものをt単位にして使用
※海に面していない県に関しては「-」(事実のないもの)としています
マップグラフで見るマグロ類の漁獲量
マグロ類全てで見ると静岡県が1位になります。マグロと聞くと青森県をイメージする人もいるかもしれませんが、マグロ類の漁獲量だと11位。ちなみに、クロマグロ(本マグロ)だけの漁獲量で見ると、青森県が1位です。
また、マグロは完全養殖が難しく、稚魚や若魚を養殖する蓄養が主流。近畿大学やマルハニチロ、極洋などが完全養殖の技術確立に動いていて、完全養殖のクロマグロの競争も激化してきています。
消費者からするとクロマグロの安定供給や価格の安定につながるため、完全養殖の技術向上には期待したいです。