全国47都道府県のブロッコリーの生産量ランキングです。
ブロッコリーは冷涼な気候を好みますが、耐寒性・耐暑性ともに強く、育てやすい野菜です。種からだと4,5ヶ月、苗からだと3,4ヶ月収穫までかかります。アブラナ科の野菜で栄養価も高く、家庭菜園で栽培してみてもいいでしょう。
ブロッコリーの新芽であるブロッコリースプラウトはブロッコリー以上に栄養価が高く、メディアでもときどき注目される食材。他にも、ブロッコリーやカリフラワーなどを使ったベジライス(野菜をお米の代用にする)も売られるようになりました。
また、ブロッコリーの生産量のデータは農林水産省の「作物統計」を使用。令和2年(西暦2020年)のブロッコリーの収穫量のデータを利用しています。
それでは、都道府県別のブロッコリーの生産量ランキングを見ていきましょう。
都道府県別のブロッコリーの生産量ランキング
出典:農林水産省「作物統計」
「…」は事実不詳もしくは調査を欠くもの
※ランキングを出す際はゼロとして計算しています
マップグラフで見るブロッコリーの生産量
ブロッコリーは冷涼な気候を好みはしますが、暑さにも強いので全国的に作られています。総生産量166477tで、1位の北海道が全体の17.7%、2位の埼玉県が9.7%、3位の愛知県が9.4%を生産。上位3位の都道府県の合計割合が36.8%です。
また、生産量がない都道府県は宮城県、山梨県、奈良県などの11県。
ちなみに、ブロッコリーはアメリカやメキシコ、中国から輸入もしています。ブロッコリーは輸入物が多いという印象のある人もいるかもしれませんが、流通しているブロッコリーは国産がほとんど。輸入物は全体のブロッコリーの25分の1くらいです。