都道府県別のエンゲル係数ランキング

全国47都道府県のエンゲル係数ランキングです。

エンゲル係数は家計の消費支出に占める食糧費の割合のこと。一般的にエンゲル係数が高くなるほど生活水準が低いと言われています。何%までが高く、何%までが低いとは一概に言えませんが、20%前半に抑えるのが理想です。

また、エンゲル係数を出すために総務省統計局の「家計調査」の消費支出と食料費のデータを使用。どちらも令和2年(西暦2020年)のデータを利用しています。

それでは、都道府県別のエンゲル係数ランキングを見ていきましょう。

都道府県別のエンゲル係数ランキング

順位都道府県(調査都市)エンゲル係数(%)消費支出(円)食料(円)
01位大阪府(大阪市)31.832447513779144
02位兵庫県(神戸市)31.442349311738517
03位京都府(京都市)31.352605471816771
04位青森県(青森市)31.062559331794971
05位福井県(福井市)30.892499104772056
06位沖縄県(那覇市)30.782122735653343
07位宮城県(仙台市)30.352348398712823
08位新潟県(新潟市)29.782711462807355
09位愛媛県(松山市)29.332547701747312
10位福島県(福島市)29.242677624782954
11位広島県(広島市)28.992827921819741
12位東京都(東京都区部)28.753144569904120
13位神奈川県(横浜市)28.723027188869338
14位長崎県(長崎市)28.652550338730625
15位愛知県(名古屋市)28.582840303811884
16位静岡県(静岡市)28.512606695743294
17位和歌山県(和歌山市)28.492336541665572
18位山形県(山形市)28.472832537806495
19位宮崎県(宮崎市)28.362570980729067
20位鳥取県(鳥取市)28.282472470699190
21位栃木県(宇都宮市)28.213087840870955
22位岡山県(岡山市)28.182464708694583
23位秋田県(秋田市)28.042537367711539
24位滋賀県(大津市)28.023118002873531
25位徳島県(徳島市)27.982807773785701
26位石川県(金沢市)27.953055839854183
27位長野県(長野市)27.922784684777577
27位高知県(高知市)27.922681190748632
29位山梨県(甲府市)27.72406051666464
30位千葉県(千葉市)27.692641447731451
30位香川県(高松市)27.692854473790360
32位三重県(津市)27.652839652785211
33位群馬県(前橋市)27.352938906803710
34位鹿児島県(鹿児島市)27.312799041764415
35位奈良県(奈良市)27.243199439871440
36位埼玉県(さいたま市)27.223088881840935
37位岐阜県(岐阜市)27.093120552845401
38位富山県(富山市)27.053149314851842
39位大分県(大分市)27.042772617749653
40位北海道(札幌市)26.972868933773681
41位岩手県(盛岡市)26.752529317676488
42位熊本県(熊本市)26.62728308725835
43位茨城県(水戸市)26.462989364791014
44位山口県(山口市)26.432457190649556
45位島根県(松江市)26.062671083696054
46位福岡県(福岡市)25.292895066732127
47位佐賀県(佐賀市)25.212386021601436
全国平均28.232722367766986

出典:総務省統計局「家計調査」

※「家計調査」は各都道府県の主に県庁所在地を調査したデータですが、このサイトではそれぞれの都道府県のデータとして扱っています

マップグラフで見るエンゲル係数

エンゲル係数のマップグラフ

エンゲル係数1位は大阪府、2位は兵庫県、3位は京都府。1~3位全てが近畿地方上部で消費支出全体では順位は高くないですが、総支出に占める食費の割合が多くなっています。支出は抑えつつも食にはこだわりたいという関西人らしさがうかがえるといえるでしょう。

反対に、47位は佐賀県、46位は福岡県、45位は島根県。中国地方や九州地方では順位が低めとなっています。佐賀県は総支出でも43位で節約している人が多いのがデータに出ているといえるでしょう。さすが、倹約家を自負する人が最も多い県です。

ちなみに、エンゲル係数の理想は20%前半でしたが、どの都道府県も25%以下のところはありません。日本全体の生活水準が下がってきてしまっていることが懸念されます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です