全国47都道府県の菜種の生産量ランキングです。
日本で栽培されている菜種はセイヨウアブラナで油料用ナタネ。食用や食品加工用に使われ、かつては灯火の燃料としても使われていました。
欧米では遺伝子組み換え技術を利用した品種が主流で、日本も多く輸入しています。菜種油の場合は食品の表示義務がないため、その菜種油で揚げられた商品を知らずに口にしている可能性あり。
また、菜種の生産量のデータは農林水産省の「作物統計」を使用。令和2年(西暦2020年)の菜種の収穫量のデータを利用しています。
それでは、都道府県別の菜種の生産量ランキングを見ていきましょう。
都道府県別の菜種の生産量ランキング
順位 | 都道府県 | 収穫量(t) |
---|---|---|
01位 | 北海道 | 1979 |
02位 | 青森県 | 259 |
03位 | 福島県 | 36 |
04位 | 滋賀県 | 26 |
05位 | 岩手県 | 19 |
05位 | 福岡県 | 19 |
05位 | 熊本県 | 19 |
08位 | 佐賀県 | 13 |
08位 | 大分県 | 13 |
10位 | 三重県 | 12 |
11位 | 兵庫県 | 4 |
11位 | 長崎県 | 4 |
11位 | 鹿児島県 | 4 |
14位 | 山形県 | 3 |
14位 | 栃木県 | 3 |
14位 | 島根県 | 3 |
14位 | 宮崎県 | 3 |
18位 | 秋田県 | 2 |
19位 | 宮城県 | 0 |
19位 | 茨城県 | 0 |
19位 | 群馬県 | 0 |
19位 | 埼玉県 | 0 |
19位 | 千葉県 | 0 |
19位 | 東京都 | 0 |
19位 | 神奈川県 | 0 |
19位 | 新潟県 | 0 |
19位 | 富山県 | 0 |
19位 | 石川県 | 0 |
19位 | 福井県 | 0 |
19位 | 山梨県 | 0 |
19位 | 長野県 | 0 |
19位 | 岐阜県 | 0 |
19位 | 静岡県 | 0 |
19位 | 愛知県 | 0 |
19位 | 京都府 | 0 |
19位 | 大阪府 | 0 |
19位 | 奈良県 | 0 |
19位 | 和歌山県 | 0 |
19位 | 鳥取県 | 0 |
19位 | 岡山県 | 0 |
19位 | 広島県 | 0 |
19位 | 山口県 | 0 |
19位 | 徳島県 | 0 |
19位 | 香川県 | 0 |
19位 | 愛媛県 | 0 |
19位 | 高知県 | 0 |
19位 | 沖縄県 | 0 |
出典:農林水産省「作物統計」
マップグラフで見る菜種の生産量
菜種の生産は北海道が全国シェア81.7%で偏差値だと117.2。国産の菜種は北海道と青森県でほとんどが作られています。
また、生産量が0tの29都府県に関しては、生産量を公表していないだけのところも多いです。生産量が本当に0なのは、岐阜県と京都府、和歌山県、徳島県、高知県、沖縄県の6府県。
ちなみに、生産量の公表を行わないのは、生産者が特定されてしまうなどの理由があります。