全国47都道府県のサバ類の漁獲量ランキングです。
サバ類はマサバとゴマサバが含まれます。日本近海では1990年代に漁獲量が落ち込みましたが、2000年代、2010年代と漁獲量は回復傾向。
ちなみに、マサバとゴマサバの2種類に、ノルウェーから輸入しているタイセイヨウサバを加えた3種類のサバを日本人はよく食べています。
また、サバ類の漁獲量のデータは農林水産省の「海面漁業生産統計調査」を使用。令和元年(西暦2019年)のサバ類の漁獲量のデータを利用しています。
それでは、都道府県別のサバ類の漁獲量ランキングを見ていきましょう。
都道府県別のサバ類の漁獲量ランキング
「0」は単位に満たないもの(例:0.2→0)
「-」は事実のないもの
※ランキングを出す際は上記全てゼロとして計算しています
※数値は100t単位のものをt単位にして使用
※海に面していない県に関しては「-」(事実のないもの)としています
マップグラフで見るサバ類の漁獲量
サバ類の漁獲量は1位が茨城県、2位が長崎県、3位が静岡県。日本近海でよく捕れる魚で、海に面していない都道府県でなければ、漁獲量のあるところがほとんどです。
また、そのまま食べても美味しく、アレンジもしやすいサバ缶やDHA・EPAなどのオメガ3脂肪酸の多い食品としてサバは注目されています。ただし、アニサキスが寄生している場合があるため、加熱や長時間の冷凍をしていないものを食べるときは注意が必要。
ちなみに、サバは日本では古くから食べられており、縄文時代の三内丸山遺跡からサバの骨が出土しています。