全国47都道府県のサンマの漁獲量ランキングです。
サンマは日本の秋の味覚を代表する魚。旬で脂がのっていて安いという庶民の味方でもある魚でしたが、近年不漁に悩まされています。2010年代後半から漁獲量が減ってきていましたが、2020年代に入ってからは2000年代の15分の1~10分の1くらいしか捕れていません。
また、サンマの漁獲量のデータは農林水産省の「海面漁業生産統計調査」を使用。令和元年(西暦2019年)のサンマの漁獲量のデータを利用しています。
それでは、都道府県別のサンマの漁獲量ランキングを見ていきましょう。
都道府県別のサンマの漁獲量ランキング
順位 | 都道府県 | 漁獲量(t) |
---|---|---|
01位 | 北海道 | 12100 |
02位 | 岩手県 | 4300 |
03位 | 宮城県 | 3700 |
04位 | 富山県 | 3100 |
05位 | 福島県 | 2400 |
06位 | 長崎県 | 1200 |
07位 | 千葉県 | 1000 |
08位 | 静岡県 | 300 |
09位 | 青森県 | x |
09位 | 秋田県 | - |
09位 | 山形県 | - |
09位 | 茨城県 | - |
09位 | 栃木県 | - |
09位 | 群馬県 | - |
09位 | 埼玉県 | - |
09位 | 東京都 | x |
09位 | 神奈川県 | 0 |
09位 | 新潟県 | 0 |
09位 | 石川県 | 0 |
09位 | 福井県 | 0 |
09位 | 山梨県 | - |
09位 | 長野県 | - |
09位 | 岐阜県 | - |
09位 | 愛知県 | - |
09位 | 三重県 | x |
09位 | 滋賀県 | - |
09位 | 京都府 | 0 |
09位 | 大阪府 | - |
09位 | 兵庫県 | - |
09位 | 奈良県 | - |
09位 | 和歌山県 | 0 |
09位 | 鳥取県 | - |
09位 | 島根県 | 0 |
09位 | 岡山県 | - |
09位 | 広島県 | - |
09位 | 山口県 | 0 |
09位 | 徳島県 | - |
09位 | 香川県 | - |
09位 | 愛媛県 | - |
09位 | 高知県 | x |
09位 | 福岡県 | - |
09位 | 佐賀県 | 0 |
09位 | 熊本県 | - |
09位 | 大分県 | - |
09位 | 宮崎県 | - |
09位 | 鹿児島県 | 0 |
09位 | 沖縄県 | - |
「0」は単位に満たないもの(例:0.2→0)
「-」は事実のないもの
「x」は個人や法人の秘密保護のために非公表のもの
※ランキングを出す際は上記全てゼロとして計算しています
※数値は100t単位のものをt単位にして使用
※海に面していない県に関しては「-」(事実のないもの)としています
マップグラフで見るサンマの漁獲量
サンマの総漁獲量は29700tでそのうちの多くが北日本の漁場で捕れています。1位は北海道、2位は岩手県、3位は宮城県です。30万t以上捕れていた年もあったので、サンマの漁獲量は激減しているといっていいでしょう。
ちなみに、生きたまま捕獲するのが難しく、養殖する必要もなかったので、サンマの養殖はされていません。でも、ここ2年のような漁獲量が続くようならサンマの養殖も考えた方がいいと思います。
すだちや大根おろしでサンマを食べないと秋を感じられないという人もいるでしょうし、価格がもう少し安くなってくれないとサンマが庶民ではなくて貴族の魚になってしまうでしょう。