都道府県別の人参の生産量ランキング

全国47都道府県の人参の生産量ランキングです。

人参は暑さにやや弱く、寒さにはやや強く、冷涼な気候を好む野菜です。栽培は難しくも易しくもないですが、発芽させるのが難しいため、家庭菜園で作る場合は苗からがおすすめ。大根のように自分で作った場合は葉の部分も食べられ、栄養価が根の部分以上に高いです。でも、大根やカブの葉より固いので、食べるときは加熱時間を長くするなどの工夫が必要。

ちなみに、人参の横にある筋はもともとはそこに小さな根があり、そこで土から栄養を吸収していました。

また、人参の生産量のデータは農林水産省の「作物統計」を使用。令和2年(西暦2020年)の人参の収穫量のデータを利用しています。

それでは、都道府県別の人参の生産量ランキングを見ていきましょう。

都道府県別の人参の生産量ランキング

順位都道府県収穫量(t)
01位北海道183200
02位千葉県105400
03位徳島県49700
04位青森県39700
05位長崎県31300
06位茨城県25300
07位愛知県19900
08位鹿児島県19600
09位熊本県17300
10位埼玉県15600
11位宮崎県14400
12位岐阜県5700
13位新潟県5250
14位兵庫県3150
15位香川県3020
16位静岡県2970
17位東京都2840
18位大分県2730
19位沖縄県2570
20位岩手県2370
21位和歌山県2150
22位鳥取県1860
23位福島県1660
24位岡山県1090
25位三重県980
26位福井県557
27位石川県436
28位宮城県
28位秋田県
28位山形県
28位栃木県
28位群馬県
28位神奈川県
28位富山県
28位山梨県
28位長野県
28位滋賀県
28位京都府
28位大阪府
28位奈良県
28位島根県
28位広島県
28位山口県
28位愛媛県
28位高知県
28位福岡県
28位佐賀県

出典:農林水産省「作物統計」

「…」は事実不詳もしくは調査を欠くもの
※ランキングを出す際はゼロとして計算しています

マップグラフで見る人参の生産量

人参の生産量のマップグラフ

人参は冷涼な気候を好むというだけで、北日本以外でも作られています。収穫量がゼロなのは2府18県ありますが、その地域でも家庭菜園で作っている方はいるでしょう。

また、全体の収穫量は560733tで、1位の北海道が32.7%、2位の青森県が18.8%、3位の徳島県が8.9%です。北海道と青森県で全体の50%以上を作っていると考えると、冷涼な気候を好むという特徴が出ていると言えます。

ちなみに、人参はパセリやパクチーと同じセリ科の植物。それらの野菜ほどのクセはないですが、子どもが嫌う傾向にある野菜です。

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