都道府県別のメロンの生産量ランキング

全国47都道府県のメロンの生産量ランキングです。

メロンはスイカやいちごのように草本植物の実なので、分類上は野菜。果物のように扱われる野菜として農林水産省では果物的野菜に分類されています。

長雨に弱いことや温度管理が大変なことから家庭菜園での栽培は不向きです。露地栽培（トンネル栽培）をしているところもありますが、ビニール栽培やガラス温室での栽培も行われています。

また、メロンの生産量のデータは農林水産省の「作物統計」を使用。令和2年（西暦2020年）のメロンの収穫量のデータを利用しています。ちなみに、アールスフェボリット系（温室メロン）も含んだ数値です。

それでは、都道府県別のメロンの生産量ランキングを見ていきましょう。

都道府県別のメロンの生産量ランキング

マップグラフで見るメロンの生産量

メロンは全国的に生産しているわけではなく、13道県での生産。1位は茨城県が全体の25.9％、2位の熊本県が18.8％、3位の北海道が16.8％です。

ちなみに、アールスフェボリット系（温室メロン）だけに絞った場合は、1位が静岡県で、茨城県は3位になります。

メロンの栽培量は減少傾向にあり、ピークだった1990年に比べると約3分の1に。でも、輸出額は増えていて、国内需要よりも海外需要が増えてきている果物的野菜だといえるでしょう。

また、日本の気候だとメロンよりもマクワウリの方が作りやすいです。でも、マクワウリはメロンほどの甘みがなく、高級感もありません。