都道府県別のレタスの生産量ランキング

全国47都道府県のレタスの生産量ランキングです。

レタスは冷涼な気候を好み、暑さには弱い野菜です。レタスはキク科の野菜のため、葉物野菜の中では虫の被害を受けにくくなっています。玉レタス（結球レタス）は初心者だとうまく巻かないことも多いため、家庭菜園で挑戦するならサニーレタスやサンチュからにしたほうがいいでしょう。

また、レタスの生産量のデータは農林水産省の「作物統計」を使用。令和2年（西暦2020年）のレタスの収穫量のデータを利用しています。

それでは、都道府県別のレタスの生産量ランキングを見ていきましょう。

都道府県別のレタスの生産量ランキング

マップグラフで見るレタスの生産量

レタスは1位の長野県が全体の33.5％、2位の茨城県が16.9％、3位の群馬県が10.1％生産しています。3県だけで全体の60％以上の生産量です。

夏は長野県の高冷地での栽培が盛んで、冬は九州などの比較的暖かいところで作られています。全国でみると、生産しているのは約半分（1道1都1府22県で生産、1府21県で非生産）です。

また、レタスには鎮静作用のあるラクチュコピクリンがごく少量含まれているため、たくさん食べると眠くなるという話があります。でも、含有量は少ないため、実際に眠くなることはありません。テレビ番組で検証されたこともありますが、後にそれが捏造だとわかりました。