都道府県別の採卵鶏の飼育羽数ランキング

全国47都道府県の採卵鶏の飼育羽数ランキングです。

採卵鶏は卵を長く、たくさん産むために品種改良された鶏。肉用鶏(ブロイラー)に対し、卵用鶏(レイヤー)という呼び方をすることもあります。生後約140日後から卵を生むようになり、1年~2年卵を産み続けてくれる鶏です。

また、採卵鶏の飼育羽数のデータは農林水産省の「畜産統計調査」を使用。令和3年(西暦2021年)の採卵鶏の飼養羽数のデータを利用しています。

それでは、都道府県別の採卵鶏の飼育羽数ランキングを見ていきましょう。

都道府県別の採卵鶏の飼育羽数ランキング

順位都道府県飼育羽数(羽)飼養戸数(戸)
01位茨城県1775600096
02位鹿児島県12008000116
03位千葉県11605000104
04位広島県998900049
05位岡山県976700068
06位愛知県8854000124
07位群馬県844900052
08位青森県773400027
09位新潟県691000038
10位北海道665200056
11位兵庫県631900046
12位三重県617200071
13位栃木県589000046
14位静岡県534500039
15位福島県528600043
16位岩手県498200019
17位岐阜県466900050
18位香川県419600047
19位埼玉県397200065
20位宮崎県381600054
21位宮城県375400037
22位福岡県336400066
23位愛媛県245300043
24位秋田県239300014
25位山口県189200014
26位熊本県184400039
27位長崎県176300058
28位京都府147400028
29位大分県126500022
30位沖縄県125100040
31位石川県119900013
32位神奈川県104900047
33位島根県95600017
34位富山県91700017
35位徳島県77800022
36位福井県6650009
37位長野県59300019
38位山梨県53400022
39位山形県47900013
40位鳥取県44500011
41位佐賀県31900026
42位和歌山県28200018
43位滋賀県26200019
44位高知県2610009
45位奈良県24300022
46位東京都5700013
47位大阪府5500012

出典:農林水産省「畜産統計調査」
※千羽単位を1羽単位にしています

※ランキングの順位は飼養羽数のもの

マップグラフで見る採卵鶏の飼育羽数

採卵鶏の飼育頭数のマップグラフ

採卵鶏の飼育は全国で行われており、北海道や関東地方、中国地方、九州地方で盛んです。反対に、中部や近畿、四国地方は少なくなっています。

また、1位は茨城県で、2位は鹿児島県、3位は千葉県。ちなみに、飼養戸数は100に満たない都道府県が多く、1つのファームでたくさんの採卵鶏を飼育していることがわかります。

採卵鶏の工場畜産(バタリーケージ)は何度か問題にあがることもあり、飼育環境の改善を訴える声も少なくありません。でも、卵の安価な安定供給を維持するためには背に腹はかえられない部分もあり、狭い国土の日本ではなかなか難しい問題です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です