都道府県別の柿の生産量ランキング

全国47都道府県の柿の生産量ランキングです。

柿は寒さにも暑さにも強く、果物の中では育てやすい部類。甘柿は暖かい気候を好み、渋柿は寒さに強い傾向があります。ちなみに、桃栗三年柿八年という言葉がありますが、現代の品種は収穫まで8年もかかりません。3~4年程度で実を収穫できるようになり、その後は長い収穫が見込めます。

また、柿の生産量のデータは農林水産省の「作物統計」を使用。令和2年(西暦2020年)の柿の収穫量のデータを利用しています。

それでは、都道府県別の柿の生産量ランキングを見ていきましょう。

都道府県別の柿の生産量ランキング

順位都道府県収穫量(t)
01位和歌山県40500
02位奈良県27700
03位福岡県14700
04位岐阜県11700
05位愛知県11100
06位福島県9680
07位新潟県9470
08位長野県8530
09位愛媛県7280
10位山形県6750
11位山梨県4400
12位静岡県3800
13位三重県2960
14位茨城県2780
15位徳島県2470
16位岡山県2400
17位広島県2360
18位島根県2310
19位鳥取県2010
20位富山県1920
21位神奈川県1700
22位京都府1560
23位香川県1270
24位熊本県1270
25位石川県1250
26位群馬県1110
27位兵庫県1020
28位宮城県970
29位大分県960
30位千葉県897
31位滋賀県816
32位高知県799
33位福井県752
34位宮崎県561
35位大阪府551
36位山口県513
37位佐賀県494
38位埼玉県439
39位栃木県410
40位青森県257
41位東京都247
42位岩手県245
43位長崎県165
44位秋田県83
45位鹿児島県42
46位北海道0
46位沖縄県0

マップグラフで見る柿の生産量

柿の生産量のマップグラフ

柿は北海道と沖縄県(この1道1県ではデータが不詳または非公表)を除く45都府県で栽培されています。マップグラフを見た感じだと北陸や東海、近畿地方での栽培が盛んといえるでしょう。

ちなみに、1位の和歌山県でシェア21%、2位の奈良県で14.3%、3位の福岡県で7.6%です。

また、柿の品種は1000種類ほどありますが、甘柿は20種類しかありません。甘柿はタンニン(ジブオール)の不溶化が早く起こることで渋さをほとんど感じない柿。甘柿は渋柿の突然変異種だと考えられています。

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