都道府県別のみかんの生産量ランキング

全国47都道府県のみかんの生産量ランキングです。

温暖な気候と日当たりの良い場所を好む温州みかんは和歌山県や愛媛県、静岡県などの太平洋側の地域や九州地方で栽培が盛んな果物。病虫害も多くはなく比較的育てやすい果物ですが、高温多雨だと浮皮果になりやすいです。

最近では、高温多雨でも育てられるような品種開発が進んでいます。

また、みかんの生産量のデータは農林水産省の「作物統計」を使用。令和2年（西暦2020年）のみかんの収穫量のデータを利用しています。早生温州（極早生やハウス栽培も含む）と普通温州の両方を含めた収穫量です。

それでは、都道府県別のみかんの生産量ランキングを見ていきましょう。

都道府県別のみかんの生産量ランキング

マップグラフで見るみかんの生産量

みかんの生産量をマップグラフで見ると、太平洋側や九州で作りやすいということが如実に表れています。1位の和歌山県がシェア21.8％、2位の静岡県がシェア15.6％、3位の愛媛県がシェア14.7％。

また、北海道から福島県まではゼロで、他に鳥取県がゼロです。長野県と滋賀県は正確にはゼロではありませんが、生産者が生産数を公表していないので実数がわからなくなっています。これは珍しいことはでなく、秘密保護のために農作物ではよくあること。

ちなみに、温州みかんは果実数の多い年（表年）と少ない年（裏年）が交互にくる傾向のある果物でもあります。